状態の悪い・買い取れない本の処分先

さて、状態の悪い本、買い取れない本がどういうものかについてはわかりました。ただ、そういった本の処分についてはどうしたらよいでしょうか。特に引越しなどの際には重要ですよね。今回は、状態の悪い本、買い取れない本の処分について考えて見ましょう。

買取ついでに処分

多くの場合、宅配買取にしろ、店舗持込の場合にしろ、買い取れなかった場合でも無料でその本を処分してくれます。ただ、全く商品価値のない本ばかりを持ち込んだ、送った場合には断られる場合もありますので注意しましょう。出張買取の場合は、業者もその場で査定しますが、本来買い取るべきでないものを持って帰るのは負担になるので、その場で断られることもあります。あくまで「処分してもらえたらラッキー」くらいで考えておくほうが良いでしょう。

ゴミ・古紙回収へ

一般的には、古紙回収の際に紐でくくってゴミとして出すのが妥当です。雑誌は分けて下さいという自治体も多いので、そこはゴミだしのルールに従って下さい。リサイクル屋さんなどで、ゴミを種類関係なくもっていってくれる場合もありますので、そういう業者さんにまとめて持って帰ってもらう方法もありますが、この場合は有料になります。

自分で売る!

時間に余裕があるのであれば、フリーマーケットやオークションサイト、Amazonなどで自ら販売してみるという方法もありますが、すぐに買い手がつくことは稀ですし、何より状態の悪い本や買い取れない本を商品として出すとトラブルの元になります。よほどマニアがついているようなものでなければオススメできません。

寄付・寄贈する。

最近は、インターネットの発達で寄贈という方法も登場しました。地域の図書館や施設、被災地支援のためのNPO、経済的に困難な子供たちを支援する団体などで、こうした寄贈本を募集しています。送料はかかる場合かからない場合もありますが、よっぽど品質が悪くて読めないというのでなければ、社会的にもお役に立てるのでよい方法ではないかと思います。

5.どうしても安く買い取られてしまう本

私が働いていた当時は、少女漫画は少年漫画より安く買い取られていました。同人誌やBL本、流行の過ぎたもの、古い作品はどうしても安くなります。 また、月刊誌などの雑誌類は、売れ行きが悪く情報が一過性のものなので、高く買い取られることはまずありません。

基本的に「プレミアもの」を評価する体制が整えられていないのです。

プレミアもので、「ファンなら絶対欲しいと思う!」というものをいくつも見てきましたが、だからといってプレミア価値を買い取り価格に乗せることはありませんでした。なぜなら、マニュアル化できる価格基準がないからです。 「プレミアもの」を売る際は、中古書店に持って行くよりもネットオークションなどを使った方がよいと思います。

先にもいいましたが、「そのお店にたくさん在庫があるもの」は評価基準ががぐっと下がります。 特にビジネス書・新書・ベストセラーは、みんなが読んでみんなが飽きて手放してしまうもの。せめてキレイな状態を保っていれば、価格アップの希望はあると思いますが……。

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